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2011年6月23日 (木)

第8回 Mt.富士ヒルクライム

---前日まで---
毎日のように週間天気予報を見ていましたが徐々に降水確率が高まり最終的に60%とか?予報は『曇り時々雨』。
こりゃ、駄目か…orz
調整走を予定していたものの、雨などでそれも叶わず、もちろんジテツウもできず。かと言ってローラーなんかやれば当日に脚に疲労を残す懸念もあり直前の3日間は全く自転車に乗りませんでした。

---前日---
午前中は仕事で、午後から仕度開始。
半ば雨のヒルクライムも覚悟して下山用荷物に雨具を用意するつもりでしたが、前日のこの日になって天気予報が『曇り』にまさかの好転。レースのある午前中の降水確率は10%!
俄然テンションが高まります。
一応荷物にレインウエアと冬並みの防寒具を詰め込みます。
決戦ホイールはレーシングゼロですが、タイヤはschwalbe ultremoの初期バージョンのままでした。かれこれ3シーズン履きっぱなしの代物です。トレッドの中央が削れて半円ではなく台形になっていたのでストックのultremo Rに交換しておきました。う〜ん、新しいタイヤは気持ちいいものです♩しかもschwalbeのタイヤはビードが柔らかいので交換が非常に楽。schwalbe、お気に入りです。
ついでにスプロケを取り外してディグリーザーでピカピカに。もちろんチェーンも。
…な〜んて事をしていれば時間はあっという間に過ぎていきます。午後3時過ぎに出発。高井戸ICから中央高速のルートですが、その途中の下道を運転していると車内で『バシュ!!シューーー』と突然の破裂音。
超ビビりました。転がり抵抗低減のため出発前に7.5気圧まで空気を入れていたタイヤがパンクしたという事実把握までに数秒を要しました。これはもう現地入りしてから修理ですが、予備チューブは1個しかありません。もしも修理に失敗でもすればチューブを現地調達できるか不安があります。会場に出店している店で購入はできそうですが到着する時間帯で店が閉じてしまっていてはアウトです。幸い南阿佐ヶ谷のショップが近かったため急遽駆け込み、念のため2個チューブを購入しました。これで一安心です。貧乏性がでてタイヤ交換の際チューブはそのまま使い続ける事にしたのが裏目にでたようです。やはり3年もノントラブルだったとは言え、経年劣化はするものですからチューブも交換しておくべきでした。
その後高速にのるまでの道がやや混んでいたりで、現地入りしたのは18時前後だったでしょうか。受付会場の富士北麗公園でサクッと受付を済ませます。このイベント、前日受付ですが午後8時までとやや遅くまで受付てくれるので助かります。やはり会場内の出店ブースは既に暗くなっています。チューブを購入してきて正解でした。その場でパンク修理に取りかかります。パンクしたのか後輪でしたが、この際前輪のチューブも新品に交換してしまいます。
修理が済むと自転車を組み上げて薄暗くなった会場前の広場を試験走行。チューブを噛んでいたりすれば乗り始めて間もなくパンクなんて可能性もありますので、念のため。当日スタート直後にパンクという最悪の状況は避けなければいけません。で、大丈夫な事を確認し再びばらして車にしまい込み鳴沢村の宿に向かいました。途中霧が立ちこめたかと思ったら小雨がぱらついてきました。
宿には他にも何組か富士ヒルクラ参加者と思われる方々を見掛けました。夕食を済ませ、風呂から上がってビール片手に勝負ウエアにゼッケンを貼付けたり翌日のプログラムで予定を再確認したりして最終準備を完了します。当日朝は早いので前日の内にできる事は済ませておきます。
そして時計が11時を回った頃に就寝。

---そして当日---
午前3時45分、目覚ましで起床。いつもイベント前日は寝付きが悪くまともに眠れない事が多いのですが今回は3時間くらいはぐっすり眠れたようです。時間の割に目覚めは良かったです。宿をチェックアウトし、途中コンビ二で軽めの朝食を摂りながら富士急ハイランド駐車場を目指します。去年に引き続いて今年も富士急ハイランド。ちょっと遠いんですよね。orz
一応、ローラー台をアップ用に持ってきていましたが、ローラーを引っ張りだしてゆっくりアップするには微妙に時間の余裕がないという事に気づきました。下山用荷物預けは4〜6時まででした。
なので一度、下山用荷物を会場まで背負って運び、無事預けると一旦駐車場に戻ります。雨は降っていませんが朝方まで降っていたのか、昨夜の雨なのか路面はウェットでした。で、再び駐車場まで戻ると余計な荷物を全て車の中に放り込み今度は少々アップを意識しながら会場を目指します。この時間になると参加者の多くは会場内で整列しています。僕と同じタイミングで会場目指している人は少数でした。笑
会場内に戻る前に北麓公園の少し離れた施設のトイレで最後の軽量化。その後、会場内のトイレ前を通りましたがやはり唖然とするばかり長蛇の列ができていました。スタート時刻に間に合うのか?ってほど凄い行列でしたが。

スタートは第4集団でした。プラカードを探して奥に並ぼうとしましたが、人が多すぎてとても最後尾までは到達できず、途中に並ばせてもらいます。スタートセレモニーが既に始まっており、この大会の常連有名人のシャ乱Qのまことさんや鶴見さん達が一言ずつ「頑張りましょう!」的な挨拶をしていますが、遠くからは何を言っているのかよく聞き取れません。曇りのため日差しはありませんが、気温は20℃前後というところだったのでしょうか。じっとしていても寒くもなく暑くもないというちょうど良い感じでした。

---7:15 スタート---
ですが、記録は料金所前の計測開始地点から計測されますのでしばらく大集団ごとまったりペースで移動します。曲がり角を右に折れ、左に折れ、真っ正面の彼方に料金所が現れます。で、しばらくすると計測開始ラインが前方に見え始めました。スピードアップしてラインを通過。ここからゴールまでの24kmが自分との戦いです。料金所まで思った以上に距離を感じます。早くも気が遠くなってきた。笑

このスバルライン攻略でよく言われる事ですが(特に今中さん)、料金所手前から1合目までは7%前後勾配が続ききつめの区間なのでここで無駄に脚を遣うとリカバリーのため中盤での失速を余儀なくされます。先月試走した時がまさにそんな感じでした。なかなか難しいんですけどね。まだ脚も疲労していないのでつい張り切って頑張ってしまいがちなのですが今年は例年より気持ち抑えめで行きます。

と、僕の2台先を走っていた方が給水後ボトルを路面に落とすのが見えました。道の一番右側辺りだったのでボトルは右の路肩方向に転がっていきます。諦めるのかと思いきや、その人が急にスピードダウンし後ろも見ずに路肩目指して斜行!
で、僕の直前を走っていた人もその動きを予想できなかったのか直前で回避を試みながらもバランスを崩し落車!!
僕は辛くも避けられましたが、大きく失速。ダンシングで遅れを取り戻します。ふぅ〜危ね。。
僕が真後ろだったらどうなっていたことか…。まあ、上りですからスピードはたかが知れています。可哀想に落車してしまった方も怪我はなかった事でしょうけど。

1合目下の駐車場を通過した辺りから少し勾配が緩みます。後は勾配が平坦に近くなったり6〜7%になったり変化しますが、イーブンペースというか基本的に心拍を見ながら運動強度をできるだけ一定に保つイメージで走るようにしました。重たいギアは避け、回転で進みますが回転数が上がりすぎないようにも気を付けました。こまめにシフトチェンジです。

ここから先、何号目はどんな感じで何に気を付けて走るのか…とか細かい作戦は勿論僕にはありません。
ただ今回心がけたのは、ヒルクライムレースでこんな事を言うのも変ですが、目先の上り区間を頑張り過ぎない事、だったと思います。何しろ全長24kmです。自分の限られた脚力をうまく分配して走りきるのが理想と考えました。すると、だいたい僕の場合心拍数が170くらいに恐らく乳酸が加速度的に増えるか増えないかの、いわゆるLT値という境目がありそうなのが体感的に分かりましたので170bpmを大きく越える事がないように、また逆に170を下回り過ぎないようにも気を付けて走ります(←これが辛いのですが、頑張りどころ)。

で、上り勾配が緩んできたらできるだけダンシングを入れてちょっとだけ加速してからシッティングに移行する事も今回の作戦です。そして平坦に近い緩勾配はちょっと頑張ります。…と、まあだいたいこんな事を繰り返していたかと思います。

そして終盤の4合目。山岳賞区間は勿論そのままやり過ごし(笑)、やっと最後の2kmくらいの平坦区間に突入。ギアはアウターにかけてもう後の事も考える必要はないので、とにかく踏んどけ!と。
そしてここで何となく自然に特急列車が形成されています。僕も真ん中辺りで列車の一部になります。スリップストリーム、いいです。一瞬ですがMax40km/hを越えました。僕の後ろにも何人か張り付いてきていますので僕のところで中切れしないよう踏ん張ります。

トンネルを抜けると最後に登場するのが「心臓破りの坂」とも呼ばれるゴール手前数百メートルの坂。
勾配は8%程度ですが、ここに至るまでに燃え尽きてる人間には本当「壁」にしか見えないです。
平坦区間で乗せたスピードがみるみる削られてあっという間に下手すると一桁台です。立ち上がったり座ったりしながらもがきつつ、気持ちはラストスパートですが今年は本当にここで既に体がいう事を聞かなくなっていました。上方にゴールゲートが目視できているのになかなか近づいてこない感覚。

それでもなんとか上ります。そして、ようやくゴールゲート通過。足首に巻いたタグがセンサーに読み取られる『ピッ!』という音に全身脱力。ふぅー終わった。笑

ゆるゆるとペダリングしつつGショックのストップウォッチを停止させました。僕はヒルクライムレース本番では途中で時間を確認することはしません。こうやってゴール後におっかなびっくりとタイムを確認する瞬間がどうにも好きなんです。

『1'20''05'''』!

えっ!?

マジっすか!?

これはちょっと自分でも予想しなかった好タイムなんですけど。( ̄▽ ̄)

実は先月試走した感触から少なくとも去年のタイムは更新できそうと踏んではいましたが、現実的な目標ラインとして24分切りを設定していました。そんなですから、これは素直に嬉しいです♪
すると人間欲が出るもので、どうせなら19分台に突入できていたらもっと嬉しいなぁなどと考え始めます。そういえばストップウォッチはゴール後に停止させたはず…?

20110612_0297
5合目の天気はこんな感じ。

20110612_0299_2
結構ガスってますね。

ときどき、この霧が晴れて雲海が見渡せました。気温は16℃くらいで寒くはありません。

20110612_0298
下山荷物、今年も見つけるのが一苦労。笑

20110612_0307
決戦仕様のマイバイク。タイヤとチューブを新品にした以外は去年と同様。

20110612_0301_3
くたびれ感を「登頂成功」袋で表現してみました。笑

レース後の開放感に浸りながらも、早く速報タイムを確認したい想いでモヤモヤしながら5合目でしばし過ごします。気の済むまで写真も撮ったので…というか天気が今ひとつで撮影意欲も今ひとつでしたが下山開始。なんとなく体も冷えてきたので長い下りに備えて、せっかく用意してきた下山装備を身にまといました。

無事、北麓公園に到着するとタグを返し一旦富士急ハイランド駐車場まで戻ります。目的は勿論速報タイムを早く確認したかったから。RUNNETの携帯サイトから自分のタイムを確認できます。で、携帯電話は車の中だったので。

バーコードリーダーでRUNNETの速報ページにアクセスし、自分のゼッケン番号を入力するとstart-19km,19km-20km,20km-finish間のラップタイムが出ているだけでした。19km-20kmは山岳区間ということでしょう。一見分かりづらいですが、各ラップタイムを合計すれば・・・

『1:19:56』!!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

どうやら本当に辛うじてですが20分切りも達成してました。

後日発表された順位は

種目別順位 143/959

総合順位 652/4617

当然ながら順位的には僕より速い人なんてまだまだたくさん居るわけですね。(゚ー゚;

ちなみに、初回参加の第6回が『1:26:00』、二回目の去年は『1:25:34』・・・。

何となく煮詰まった感が漂っていました。それが今年は去年のタイムから5分38秒短縮です。

何となく20分切りには僕にとって「見えない壁」がありそうだと感じていましたので、素直に嬉しいです。

来年は1分でも2分でもいいから、さらに詰めていきたいですね。

042

6/12

Route富士スバルライン 上り

Distance 24.04km

Avg HR/Max HR 168/176bpm

Avg Cad. 76rpm

Avg Speed/Max Speed 18.01/43.10km/h

Ride time 1H20M  Cal 1638kcal

帰りは去年同様、道の駅鳴沢に併設された温泉で汗を流して、少し仮眠を取ってから帰りましたが中央高速が案の定、結構な渋滞。orz

週末割引がもうすぐ終わるとあり、駆け込みで無駄に混んでいた感じでした。頼むよ本当。

20110612_0311
来年もあのゲート目指してこの坂を上っているのでしょうか。

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コメント

お疲れ様でした!

一気にタイムを詰めるとは、がんばりましたねぇ!
自分は年々遅くなってるような気がしないでも無い訳ですが・・・汗

そういえば、いつかの富士チャレのパンクは自分も普段より高い空気圧にしてたんですよねぇ。
レース中のパンクで無くて良かったですね。

投稿: あてうさ | 2011年6月24日 (金) 20時09分

こんばんは。
タイム更新、おめでとうございます。
それにしても当日は早起きですね。私はいつも会場近くのキャンプ場に泊まっていたので、開会式も出ずにスタート直前までキャンプ場にいました。(^^ゞ

投稿: ほえ~ | 2011年6月24日 (金) 23時30分

>あてうささん
今年は結果が伴ってくれたので良かったです。
去年がちょっとイケてなかっただけに。^^;

レース前はついつい特別な事をしたくなってしまうんですよね。
空気圧もそうですがタイヤを直前に新調するというのもパンクリスクを自分で招くようなところがあります。笑

投稿: ドビンゴ | 2011年6月26日 (日) 22時53分

>ほえ〜さん
ありがとうございます。自分の伸びしろはもう少し先にあったようです。これだからヒルクライムはやめられません。笑

朝は皆さん早起きですよ。当日朝は時間があっという間に迫ってきますからね。ヒルクライムは特にアップが大切です。って今中さんも言ってます。笑

投稿: ドビンゴ | 2011年6月26日 (日) 23時01分

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