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2008年11月18日 (火)

龍勢ヒルクライム2008

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中央が城峯山です(多分)。霧がかかっています

—出発—

11月16日午前3時起床。辺りは当然まだ真っ暗ですが、峠を越えて秩父を目指します。コーナーの吹きだまりに族(珍走族?)の皆さんがお集りだったようで思いっきりハイビームを浴びせてしまいました。お陰でこちらは目が覚めました。笑

道は当然ながらガラガラで、スムーズに秩父に到着。路面は乾いており心配された天気もなんとか大丈夫かなと思いきや、ポツリポツリと始まってしまいました。コンビニで休憩を挟み、スタート会場である吉田総合支所を目指します。5時ちょっと過ぎたあたりで到着。受付開始が6時からなのでちょっと早すぎなのですが駐車場がどこになるのかが問題なのです。
一番近いのが吉田支所駐車場なのでまだ空きがあるかどうか係の人に尋ねると、OKとの事!ラッキーです。他は龍勢会館や近くの神社、学校などに駐車スペースが確保されているようですが、まずは狙い通りの場所を確保です。

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無事吉田支所駐車場をゲット!

—受付。そして… —

取りあえず車の中でシートを倒して休んでいるとまたポツポツと雨音が始まります。6時になると受付開始のアナウンスがあり、さっさと受け付けと計測チップのチェックを済ませて再び車に戻ります。コンビニで調達した朝食を済ませると一時間ほど仮眠をとろうと思ったのですが、予測しなかった出来事が。

会場に響き渡るアナウンス

これがもの凄く頻繁に同じ内容のアナウンスが入ります。時計を見ていると2〜3分おきの間隔です。女性MCの方にはご苦労様としか言えませんが、あれには少し閉口しました。耳栓でもないと寝られたものじゃないです。吉田支所駐車場は会場裏なので凄く便利ですが、近すぎるが故にアナウンスに苦しめられるとは。
まあ仕方ないですね。多分寝ようとするのが間違っていたのでしょう。

—容赦ない雨が—

受付会場に続々と集まる参加者達をあざ笑うかのように雨脚が次第に強まり、本降りに…。そして僕のモチベーションは下がる一方。受付しちゃったけどDNSできるのかなぁ、とか考えてしまうわけです。どう考えても、この降りの中ヒルクラレースは正気の沙汰ではありません。自分がその中で走っている光景は想像できません。

明るくなり始めても雨は変わらず。でも周辺を見渡すと黙々とローラー台でアップしている方々が散見されます。うわ〜この雨なのに、凄いヤル気だ。とその時は半分他人事でした。

—準備—

車の中でウエアにゼッケンを張り、体にスタートアップオイルを塗り込みます。完全にウエアに着替えてしまうと後はやる事もあまりなく、アップでもしようかという事に。実は僕も今回は持って来ちゃってるんです。ローラー台を。笑
この時期ですから、朝からいきなりヒルクラはできません。流石にアップは必要だろうと。

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(GRDは下山用荷物にまとめてしまい携帯にて撮影)

雨は相変わらずなので車のトランクを開けて屋根代わりとして、その下でローラー台をセッティング。10分もやってると体がいいあんばいに温まってきます。結局20分くらいで終了しましたが、ローラー台は持って来て正解でした。その辺を走り回ってアップ代わりとする案も考えていましたが、この雨ではそういうわけにもいきません。

まあ、そうこうするうちに気持ちは少し前向きになってきたわけです。
仕方ないけど、雨中のヒルクラレースも経験かな、などと自分に言い聞かせつつ。笑
幸い一時期より確実に降りは弱まってきていました。

この日のウエアは半袖に夏用アームカバー、下は膝上のビブショーツにニーウォーマー。少し寒々しい気がしますが、気温は低めでも登ってる最中は暑いに決まってますので。
スタート直前までウインドブレーカーを羽織り体を冷やさないように。
あ、シューズカバー忘れました。雨で足が濡れてしまいますが、ま、いっか。

—ちょっとした奇跡?—

そしてスタートの30分前くらいにタイミングを見計らったかのように雨が上がるではありませんか!!
おお〜っ!もしかしてイケるのでは!?と、それだけでテンションが上がってきます。

タイム云々よりもグリップ重視の安全策としてそれまで履かせていた練習用ホイールを、スタート直前に雨が上がったからという、それだけの理由でレーシングゼロに付け替えてしまいました。なんとなく勢いで。

今回のドーピングはVESPA PRO。スタートから逆算で一時間前にしっかり胃に流し込んでおきましたが、これ確実に利尿作用がありそうですね。毎回飲んで間もなくトイレに行きたくなります。それも気のせいか結構不意にそのタイミングが訪れます。今回はスタートラインに並ぼうかというタイミングでやってきました。

そのせいでスタートラインに並ぶのに出遅れ、僕が並んだのはそのクラスの最後尾もいいとこ。後ろには次のクラスの先頭集団が並んでいます。俺らのラインは開けとけよ〜みたいな気を背中にビシバシ感じました。

エキスパートクラスを先陣に年齢順で3分間隔でスタートしていき、僕はその第3集団。
遂にスタートしました!
ですが、結構ゆっくりに感じます。同じクラスとMTB男子も混ざってのスタートなので予定では200名近い人数がいます。最後尾がスタートラインを通過するのは号砲から少なくとも1分は経過していたのではないでしょうか。これはいきなりディスアドバンテージです。今度からまじめに並ぼう。笑

—レース開始!—

走り出すと早々にお尻に異変が!つ、冷た〜!雨は止んでいても路面は思いっきりウェットなので後輪が跳ね上げた水しぶきに自爆します。でもそれが気になるのも序盤の比較的緩斜面の高速区間だけでした。

石間というところで右にほぼ直角に曲がるといよいよ登りとなりますが、勾配は緩めです。アウターで行きました。

あ、レーシングゼロのスプロケですが実は11-23Tでした。ええ、富士チャレのままの仕様ですが…。

舐めとんのか!こらぁ!!って話ですよね。笑

まあ、23Tで登れるのかどうかは試走の時に一応テスト済みなので舐めてはいませんが、換装が面倒だったのも事実…。

大きな鳥居をくぐるとコース中の一番の難所。15%激坂区間が始まります。流石にインナーに落としてひいこら凌ぎます。懸念されたタイヤのグリップはなんとか大丈夫で、夏の東京ヒルクライムの時のようなツルリツルリ・・という事態は免れたようです。

後はまた緩め(といっても感覚的には7〜8%?)勾配がだらだら続きます。一度試走はしていても似たようなつづら折りが延々続くので、今どこを走っているかはサイコンの距離が頼りとなります。
中盤が過ぎ、後半。後発スタート組の速い人に抜かれ始めます。
MTBが横を並走するシーンがありましたが、ゴーっというタイヤ音で結構迫力あります。しかもこっちはロードでひいこらしているのにMTBで並走されるとなかなか微妙です。笑
速い人はMTBでも本当速いんですけどね。びっくりしました。

レース強度で走る場合、坂の勾配がどうとかあまり関係なくつらいのは変わりません。
後半は呼吸、心拍が上がり過ぎぬように気を付けてイーブンペースを維持するべく頑張ります。
ですが、脚の乳酸はごまかせず心拍も90%前後に。そろそろ限界?って頃合いでようやく下りが出現。
下りきった場所を右折して再び登りとなりますが、まさにその場所に金属製のグレーチングがあったりしてオーバースピードだとかなりデンジャラスなポイントなのではやる気持ちを抑えて下りも控えめなスピードで。

—ゴールは何処に?—

最後登り返してしばらく行くとゴールです。1kmくらい手前かなと言う場所から気持ちだけスパート。
ゴールが見えてきました。が、おや!?前方の人達はそこを通過してません?

なんと、さらに奥へコースが続いている事が発覚!!

試走の時にゴールだと思い込んでいた場所がゴールでは無かった…。orz

ええ〜!?って感じで拍子抜けです。本当のゴールはもうちょっとだけ(数百メートル?)奥だったのですが、最後の最後のスパートを掛け損なって気付いたら直前の追い越し禁止区間となりゴールを迎えました。

まあ、そんな感じでレース終了。若干のスタートの不利と最後の最後でドンデン返しがありましたが、全力は尽くしました。

—なんとかレース終了!—

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細部は跳ね上げた泥や雨水で汚れ、まるでオフ車の出で立ち?

ゴール地点では自転車をどこに置くか、場所取りが結構大変でした。東京ヒルクライムもそうですが、龍勢も似たりよったりでゴール地点の人口密度がもの凄い事に。

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参加者達でごった返すゴール地点。それぞれ下山用の荷物を探しているのです。

龍勢は下山用の荷物をスタート前に預けるとゴール地点までトラックが運んでくれるんですね。ヒルクライムレースではこれが有り難いです。下山用のホイールまで預ける事ができるとの事でした。自分の荷物、探すのが一苦労でしたけど。

さてガリレオを木に立てかけて、自分の荷物も無事回収。
張り出されたリザルトも気になりますが、まずはこれです。↓

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ゴール地点で振る舞われる『玉こんにゃく煮』。体が温まり、美味しかったです。

すでに行列ができていましたが、辛抱して並び温かいお茶と一緒に頂きました。

ゴール地点に張り出されたリザルトは上位者だけのもので、悲しいかな(というか当然ながら?)僕の名前はありませんでした。orz

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「ミスト」という映画がありましたが、映画も真っ青の霧の中ダウンヒルが待ってます。

—霧の集団ダウンヒル—

下りも集団で下りますが、登りとは別ルートで下ります。当然初めての道なので慎重に下りますが、これが結構な悪路…。前半は2台並走がやっとの道幅に段差や浮いた砂利、濡れた落ち葉。あげくの果てにはこの時期なのに思いっきり苔が…。やはり何名かが下山途中でパンクしちゃってました。

距離も結構長くて半分気が遠くなりかけながら何とか無事に下りきりました。
幸いだったのは下り始めて間もなく日が差してきた事。寒かろうと充分すぎる重ね着と冬用グローブで防備して下りましたが、思った程寒くはありませんでした。やはり太陽の威力は絶大だと改めて感じます。

—無事到着!—

無事吉田支所に到着し、汚れた自転車をなんとか車に収納。ウエアを着替えて一息ついた頃合いで表彰式が始まっていました。いつも自分とは縁がないため興味はないのですが、何となく見に行ってみました。
タイムを聞くとため息しかでませんが、本当世の中には速い人がいるものです。

片山氏が今回飛び入りでエキスパートクラスに参加されたようで、表彰式の途中から招かれていました。
なんでも二日前に急遽参加が決まったとか。
最近、自転車イベントに精力的に参加されておりタイムも半端ないエリート選手です。日頃の走り込みも相当だと思いますが、元F1ドライバーというだけあり、体力的にも人並み外れた素養があるのでしょうか。凄い人です。

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クラス毎の表彰式。左から3番目は記念撮影に入る片山右京氏。

—レース結果は・・?—

ぼけ〜っと表彰式を眺めていましたが、それも終わりに近づく頃ふと後ろの方に人垣が出来ているのに気付きました。何と、リザルトが張り出されているようでした。これはかなり気になる!

結果…

計測タイム 『51分51秒』

クラス別 46位/111?
総合   254位/?

DNSが結構居るはずなので全体の母集団がそれぞれ不明ですが、速報をぱっと見た感じではこんな感じでした。まあこんなところですかね。ちなみに試走の時は余裕で一時間オーバーでしたから。
正式リザルトは後日発表のようです。

POLAR走行データ:ルート 龍勢ヒルクライム'08コース

Distance 15.8km(←今回も1kmほど未計測!)

Avg HR/Max HR 170/184bpm(やはり最後の追い込みが甘い…)

Avg Cad. 78rpm

Avg Speed/Max Speed 17.9/39.3km/h

Ride time 52'46''  Cal 696kcal

—龍勢ヒルクライムを振り返って(備忘録を兼ねて)—

天気…なにしろ一番の懸念は雨でしたが、これはレース中ほとんど止んでくれたし、下山時は日も差していたのでラッキーでした。ウエアが雨でビショ濡れにならずに済み、靴の中もセーフでした。
まあ道は濡れてますので自転車はかなり汚れ、家に帰って久々に丸ごと水洗いが必要でしたがたまにこれをやると自転車もピカピカになっていいですね。笑

コース…がけ崩れで去年は短縮されたコースが今年は例年のものに復活したようです。変化に富んだ面白いコースかもしれません。でもHPにある平均勾配4.6%は序盤の平坦区間などを全て平均しての数字なので実際走ると印象は違いました。それとやはり今回は試走が不十分でした。もうちょっと煮詰めると本番が楽しめたかな?と。

課題…飽くまで僕個人の話ですが1時間全力で走るってのが、なかなかまだ出来ません。平坦でも登りでも。いわば中距離的なレースならこの集中力が必要ですね。
来年また可能なら龍勢にエントリーしたいですが、そのときはズバリ50分切りを目標にしたいです。

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帰り道。ふと気付くと秩父は紅葉真っ盛りでした。

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コメント

午前3時起床ですか。お疲れ様でした。
あいにくの天気でしたが、ヒルクライム中は雨はあがっていたようで、良かったですね。
それに来年の目標もできたようですし。これは冬の間も特訓ですね。笑

投稿: ほえ~ | 2008年11月18日 (火) 23時52分

おぉ、参加されたのですね。お疲れ様でした!

こちらも微妙な天気でしたが秩父も同じような感じだったのですね。
自分もですがこういう状況の方がブログネタになる!と思ってしまうのはブロガーの性なんでしょうか。笑

それにしても、下りが怖そうですね。

投稿: あてうさ | 2008年11月19日 (水) 20時09分

>ほえ~さん
本当、走っている時に上から降られるときついものがありますからね。それだけでも良かったです。
今度龍勢のコースを走られるなら僕がご案内しますよ。
小鹿野が近いのでワラジカツ丼とセットでもいいですね。笑

冬の特訓。頑張りますか。汗
でも、しばらくはのんびりしようかと思ってます。

投稿: ドビンゴ | 2008年11月20日 (木) 01時26分

>あてうささん
参加しちゃいました。笑
そうですね~確かにネタ的には・・。でも本当は快晴の龍勢ヒルクラをレポしたかったです。来年はそうしたいですね。でも調べると例年、雨イベントと化しているようです。笑

下りは写真の直後に晴れてきたので視界的にはOKでしたけど、路が悪いのでやっぱり神経が疲れました。

投稿: ドビンゴ | 2008年11月20日 (木) 01時32分

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