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2008年7月29日 (火)

柳沢峠サバイバルライド

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今年4回目の柳沢峠

最近、走りに行けば何かしらのハプニングに見舞われている気が致します。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが先日まで貼っていた某映画のブログパーツは撤去した次第です。笑

先日の日曜(7/27)は久しぶりに柳沢峠の洗礼を受けに行ってきたのでした。
昼前に出発しましたが、幸い天気は曇天cloudで猛暑のヒルクライムは避けられそうかなと期待して出発しました。ところが出発後程無くして日が射し始め、結構暑いですsun。しかもUVカットのアームカバーは迷ったあげく家に置いて出て来てしまったのでした。仕方なくコンビ二で安い日焼け止めクリームをゲットして顔、腕、脚に塗ったくりました。

奥多摩湖の辺りまでそんな感じで、暑さのためかいつも以上に体力を消耗しました。
奥多摩湖に出るのがこんなに疲れたかな?って感じです。先が思いやられるって話です。
Gショックの気温計がようやく30℃を切ったのが深山橋の辺りでした。いつの間にか曇り空になっています。この時期は晴れよりもむしろ雨が降らない程度の曇りが嬉しいです。

出発がやや遅めだった事もあり、奥多摩を過ぎてからは水分補給で自販機に立ち寄る以外は休憩らしいものはとらず丹波山村を通過します。
長距離ヒルクライムらしく徐々に脚を削られ、落合キャンプ場の辺りではもう結構ヨレていました。
いつも言ってる気がしますが、柳沢峠は走り応えあります。汗
落合で水分補給にかこつけてしばしの休憩を挟み、頂を目指して再出発。最後は油切れのロボットみたいなペダリングでなんとか到着sweat01

さて、今回の気になるハプニングですが、お待たせしました。笑
下の写真をご覧下さい。柳沢峠茶屋前からの塩山方面の眺望です。

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まずは到着時のショット。曇りですが何て事もない風景です。

この時は、僕が休憩しているとドライブ中の初老の夫婦に話しかけられ、「その自転車どのくらいスピードでるの?」とか「重さはどのくらい?」とか「高いんでしょう?」など質問攻めにあっていましたが、感じの良いご夫婦で質問内容も的を得ていて聞いて欲しいと思う?事だけ聞いてくれるので僕もまんざらでもない感じでしばし談笑してました。
いわゆる平和な一コマでした。catface

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で、ふと空を見上げるといつの間にか雲行きが…sweat02。しかもまた遠雷…。

                ⇩ そして・・・

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あれよあれよと言う間に、雷雲が近づいてきました。猛烈な雨なのか前方の山が白く霞んでいます。オー!マイ・・・sweat02

雷もここぞとばかりに落ちまくっていますthunder。なんとか写真に撮りたくて何枚も撮るのですがコンマ何秒の瞬間はなかなかに厳しいです。仕方なく動画に収めてみたものがこれです↓。(手持ちなので少し画面が揺れますが、悪しからず)

そうこうするうちに風も強くなってきました。

って、これは動画とか撮っている場合じゃない!?

先ほどのご夫婦も「自転車なのに大丈夫なんですか?では、お気を付けて~paper」と言い残し車で塩山方面に走り去って行きました。他にもいたはずの家族連れもいつの間にいなくなっています。「ええまあ、こういうのも慣れていますから」と強気の返事をしてみたものの一人その場に残されるとさすがに心細くなります。時々雷がゴロゴロしますが、それ以外は静まりかえる峠茶屋。嵐の前の静けさです。

ついに真上で雷鳴が轟き、峠の真上は強風が吹き荒れてきました。coldsweats02

しかし、少し待っていても雨は本当にポツポツ程度しか降ってきません。一旦茶屋の屋根の下に避難しようかと考えたものの、もしや今から下り始めれば運良く逃げ切れるかも?と突然血迷い自転車にまたがると数十メートルほど走り出したところでした。

夕立前の独特の土の臭いがしたと思った次の瞬間、鳥肌が立ちそうな『ゴォ〜』っというもの凄い音が周囲で同時に巻き起こり、まさにバケツをひっくり返したような勢いで雨が降ってきたのです。本当にほとんど前触れもなく突然で、「バケツをひっくり返したような」という表現以外無い感じでした。
勿論すぐUターンして茶屋の屋根の下に避難しましたが、秒単位で全身が濡れて行く勢いでした。いやはや。

長く感じましたが20分くらいだったようです。雨宿りが功を奏し、大雨は通り過ぎ空も明るくなってきました。まだかすかに降っていましたがどうせ道は濡れているので復路では自転車もろとも水浸しになる事は避けられません。

この日一番の奇跡はウインドブレーカーを携行していた事だった気がします。出発前に一度は荷物から外したのですが、直前に気が変わって持って来ていました。愛用のassosのウインドブレーカーは多少の雨合羽の役割りも果たすようつくられているので、去年の雨の佐渡でも活躍しましたがこんな時は心強い限りです。

そしてウインドブレーカーが必要なもう一つの理由が気温です。
標高1500m近いこの峠は往路で見掛けた電光掲示板で「24℃」でした。(確か100m上昇するごとに0.6℃下がるという法則がありますが、その通りなんですね。)
休憩中はそれが寒いとは感じませんでしたが、雨宿りしている内にさらに体が冷えたのか雷雨通過後には明らかに寒いわけです。

まあ、そんな「奇跡の」ウインドブレーカーを羽織り覚悟を決めて下り始めました。

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見て下さい!寒い訳です。 笑

山の天気は変わり易いとかいいますが雷雨が通過して一気に「5℃」も下がるって、変わり過ぎです!これでは体が濡れての下りが本気で寒いわけです。

予想通り路面からの水の跳ね返しであっという間に脚はびしょ濡れです。しかも峠の頂上で大雨をやり過ごしたので、もう大丈夫かと油断していたらダウンヒル中に2〜3回は思いっきり本降りに遭いました。
まさか移動して行く雷雲を自転車で追い越したという事はないと思うので、一帯に同時多発的に雷雲が発生していたのでしょう。しかも向かう方向が一緒なので最悪です。

具体的には土砂降りの雨の中だとただでさえ効かないロードのブレーキは、もう笑ってしまうくらいに本当に効かなくなりますね。いや、それで延々下りが続くので決して笑えるシチュエーションじゃなかったわけですが。

あまりにも効かなくて恐いので途中何度か雨宿り休憩を挟みながら下るようでした。手の握力も限界ですし。。。
それにアイウエアに雨滴が張り付き、前が見えませんeyesweat02。かといって外してしまうと大粒の雨がダイレクトに目に飛び込んで来て痛いどころの騒ぎじゃなくなります。目を開けられたものじゃありません。

まあそんなこんなで雨さえ降らなければ気持ち良いはずのダウンヒルも一転、復路はほぼ全行程雨の恐怖のサバイバルライドと化したのでした。

ウインドブレーカーを着ていたので、上半身はなんとか濡れず、また必要以上に体温を奪われなかったのは良かったです。しかしそれ以外は頭から足の先までずぶ濡れでした。勿論携帯とカメラは死守しましたけどね。

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奥多摩に出て来た頃にようやく雨が上がってきました。ふぅ〜、なんとか無事です。

まだ明るいのでこの際です。半分やけっぱちで榎峠越えをして帰りました。
予定では東京HCコースも一回は登っておきたかったのですが、それは流石に暗くて断念。

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成木から綺麗な夕焼けが。

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この日は散々でしたが、この夕焼けに少しは報われました。笑

というわけで、今回のサブタイトルは『柳沢峠上空に雷神様が通る』といったところです。

走行データ:ルート 411→奥多摩湖→(丹波山村)→柳沢峠→Uターン→榎峠→成木 天候 cloud時々sunのちthunderrain  気温 19〜33℃

Distance 136.7km

Avg HR/Max HR 135/175bpm

Avg Cad. 67rpm

Avg Speed/Max Speed 22.2/51.7km/h

Ride time 6H09M  Cal 3170kcal

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コメント

こんばんは。
雷雨は大変でしたね。雨の中のライドは経験ありますが、寒いし、辛いしでした。
それにしてもウェットでの下りは怖そうですね。それが柳沢峠からだなんて。
お疲れさまでした。

投稿: ほえ~ | 2008年7月29日 (火) 22時36分

あの日に、走りに行っていたのですか?

こちら山梨側は、昼と夕方2回、雷雨がやってきました。
特に夕方のは、雷雨+台風が同時にやって来たような感じで、もう凄まじかったです。
あれじゃ、自転車どころか車の運転も無理だろっ!感じでした。

それにしても夕焼けが綺麗ですね。自分もあの日、夕日の写真を撮ってましたよ。

投稿: あてうさ | 2008年7月30日 (水) 21時17分

>ほえ~さん
降水確率は確かそれほどなかったと思いますが、夕方から所によって雷雨との予報だったのは知っていたんです・・。所によってどころじゃなかった気がしますが。

あの状況では大雨の中でも下るしかありませんでしたけど、あそこまでブレーキが効かなくなるなんて知りませんでした。汗
あまり経験しないに越したことはないのですが、いい経験になりました。笑

投稿: ドビンゴ | 2008年7月30日 (水) 21時53分

>あてうささん
峠の上からは雷雲が塩山方面からやってくるのがリアルタイムに良くわかってスリリングでしたよ。

今から思うと峠についてすぐに下りだしていたら間一髪大雨を避けられたような気もします。が、結果としてはブログの通りでして柳沢峠から奥多摩まで雷神さんと仲良く下ってきてしまいました。

そちらも凄かったみたいですね。
こういう荒れた天気の後は虹が出たりとか思わぬシャッターチャンスが訪れたりしますが今回は夕焼けだったのでしょうか。綺麗でしたよね。

投稿: ドビンゴ | 2008年7月30日 (水) 22時01分

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