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2007年9月18日 (火)

ミッション・インポッシブル?

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この連休最終日の昨日、夕方から成木にちょっと走りに行ってきました。
夕方には幾分、日中の暑さも和らぎ良い感じです。それにしても昼間の暑さはまだ「夏」のそれでしたね。
今回は夕方を狙ったわけではなく、ただ所用を済ませるのに時間がかかったりで遅くなってしまったわけですが。
完全に暗くなるまでの限られた時間で行って帰って来られる所というと、やはり成木地区という事になります。
出発は午後4時半頃。東青梅のコンビニでペットボトルとゼリー食を入手して、そこから名栗湖(有間ダム)まではノンストップです。流石にちょっと疲れました。相変わらずダム直前の坂はガツンと来ますね。
(途中に東京ヒルクライムが催された道の分岐がありますが、とても大会前とかでなければまた登ろうとかいう気は起きません。なので、そちらには目もくれずスルーでした。笑)

なぜ、ちょっと急いでいたかと言うと今回はその先に更に目的地を設定していたのですね。

『有間峠』

この↓付録にも「キング・オブ・ザ・峠」で1級クラスの峠(距離13.7km 高低差919m)として紹介されており気になっていた場所です。

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投稿されたコースはこちら↓
有間峠ヒルクライムコース

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ダム直前の坂。写真に撮ると大した事なさそうですが、実際は・・。ちなみに後輪にアミノバイタルを噛ませて自転車は止まっています。

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静寂が支配する夕暮れの名栗湖。実際はもっと明るかったですが。

実は車でも何度も来ているのですが、いまだにダムの奥の方には行ったことがありませんでした。
今回は向かって右側の道を奥へ奥へと進みます。ほとんど平坦ですが予想以上に奥行きがありました。

Img_3328カヌー工房。
聞いた事はありましたが、これがそうみたいです。

Img_3330へぇ〜滝とかあるんですねぇ・・。
トレッキングコースなどもあるようです。

左手から絶え間なく渓流の水の音が聞こえ、右手にも急に滝が出現したりします。段々と山奥感が増してきます。
水場というのは気化熱のためか、独特の冷気がありますよね。昼間なら気持ちもいいんでしょうが、もう薄暗くなり始めていますので一人だとある種の不安感を禁じ得ません。しかしネガティブな気持ちをできるだけ払拭しながら淡々と奥へ進んでいきます。

Img_3332ここが一番奥になります。
ここから先は道が二手に分かれ向かって右側が「逆川林道」左手が「有間林道」のはずです。
写真がややピンぼけですが、三角の茶色の看板が「有間林道始点」手前の四角い青の看板には「カモシカ保護区域」、で一番奥にはお馴染み「崖崩れ注意」の看板です。

写真でも分かりますが、ここに着いた時もう結構辺りは暗いわけです。
で、しかも地図を記憶してきたつもりでしたがV字に分かれる所になると迷ってしまうんですよね。(そこら辺は人生と同じかな?笑)
右なのか? 左なのか? はたまたもう暗いしここで引き返すのか?
一見、左の道のほうが舗装が良さそうに見えますが、右だったとの記憶に従い右に進みます。(結果的には合っていたと思います)

説明していませんでしたが、ここまでの路面状況はまあ普通に良好なのですが、この分岐から奥は途端に悪いです。もう至る所に石ころが転がり、舗装路ですがアスファルトはひび割れたりと。

道が悪いとは聞いた事がありましたので、その時はまあこんなもんかなと思ってました。

右の道を進むと数十メートル先にこんな看板が・・。

Img_3333「・・・・・・・」

看板には「この先 17.5km地点において、土砂崩落が発生しました。危険ですので、通行止めとします。」とあります。

先日の台風9号の被害がやはりここにも及んでいたという事でしょうか?
それにしても、なぜ「危険」という所が消されているのか?不思議です。
危険じゃないという事?
いやいや、そんな馬鹿な・・。

でも冷静に考えると投稿されたコースは、ダム手前の53号線から分岐した辺りをスタートとして、ゴールまでの距離が13.7kmです。通行止めとなっているのはきっとそのもっと先の話みたいです。
しかもこの看板は道の左側半分までで、右側は通れるように間が空いています。
実際、車やバイクが時折向こうからやってくるんです。(流石に自転車は一台も見掛けませんでした)

(もしかしたら、なんとか峠の頂きまでは辿り着けるんじゃないかな??ここまで来たんだから行けるところまで行ってみるか!?)

道は既にほとんど砂利道と化していますが、大きな石を避けるようにして慎重に走り始めました。
で、数十メートル先のカーブを曲がると・・・いきなり・・

Img_3336「き、危険です!!!」

う〜、流石に戦意消失です。笑
でも、この写真をよく見るとこの崖崩れ現場から先はまた比較的路面状態良さそうなのが分かりますでしょうか?

今から思うとよく行ったと思うんですが、ここは流石に自転車を担いで歩きその先に行ったんです。これじゃあ、まるでシクロですね。笑
で、その先はと言うと意外や意外、石や砂利などは相変わらずでお世辞にも道がいいとは言えないまでも走ろうとして走れないことはない状態がしばらく続きます。
勾配はどのくらいかというと、正確な勾配計があったわけではありませんが感覚的には10%はないという印象でした。東京ヒルクライムのコースよりはきつくない感じです。(余談ですが、どうも激坂というとあのコースを基準に考えてしまいます。何度も走りましたから流石に勾配を体が覚えているんですね。)

そんな感じでしばらくなかなか良い感じでした。まあ走れなくはないという意味ですが。
でも、それも飽くまでも「しばらく」でした。
また道の半分を覆うような崖崩れ現場が増えてきます。おまけに道がWetとなります。
一部は路面全体に水がどばーっと流れ、まるで川と化している区間もあったり・・。
道に倒木がはみ出していたり。崖側のガードレールが不自然に終わっていたり(崩れた??これはかなりゾッとしました)
あたりは当然かなり暗いので、暗さも手伝ったのかそれまでの漠然とした不安感が確かな恐怖感に変わります。
一旦恐怖感を覚えると駄目です。笑
ここで、蜂の大群に襲われたら・・とか、熊が出たら・・とか。お化けも出るんじゃないか?とか。あらぬ事まで考えてしまいます。漕ぐ脚にも力が入らず、自転車もふらついてきます。

で、ふと上を見上げてみたんですね。

切り立った崖が頭上にそびえ立っているじゃないですか!それが今にも崩れる気満々に見えちゃうわけです。

ついにその辺で、勇気が途切れたというか、何か我に返ったというか。笑

流石にヤバイなと命の危険のようなものを感じて一目散に引き返してきました。一目散と言っても石がゴロゴロしてますから、スピードを抑えながら慎重に。ブレーキはタコ握りです。笑

その非常にデンジャラスな光景の写真が無いのはちょっと残念ですが、その時はそれどころじゃなかったんですね。本当に真っ暗になる前に下らないと、って事で必死でした。

それにしても道の途中でパンクとかしなくて本当良かった。笑
あれはとてもロードで走れるような状況ではありません。

でも振り返るに、惜しむらくは、やはり土砂や石ころの多さでしょうか。それさえ無ければヒルクライムコースとしては一応、舗装路で勾配もほどよくきつい感じで良さげでした。挑戦し甲斐があって、登りきれば結構達成感にも浸れそうです。あの荒れ具合だとMTBならまだしもロードでは無理です。いや昨日の状態はMTBだったとしても躊躇するはずですが。
今は台風の被害で余計なんでしょうけど、台風のほとぼりが冷めて道も少し良くなった頃にでも、またトライしてみたいと思います。

どなたか紅葉の頃にでもご一緒にいかがですか?笑

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Img_3340_2

走行データ:ルート 成木街道→名栗→成木街道→小曽木街道→岩蔵街道  天候 晴れ 気温 30℃

Distance 48.2km

Avg HR/Max HR 130/175bpm

Avg Cad. 64/min

Avg Speed/Max Speed 19.0/58.0km/h

Ride time 2H32M Cal 1259kcal

注:この記事と某映画とは何も関係ありません。

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コメント

こんばんは。
えっと、誘われなくて良かったかな。笑
ちょっと、スタートが遅すぎたかもしれませんね。って、そういう次元じゃないですね。台風やその後の雨で地盤がゆるんでいるでしょうから、危ないですよ。
道が回復してることを祈って、紅葉の頃にでも行ってみますか。早い時間に行きましょうね。

投稿: ほえ~ | 2007年9月18日 (火) 23時45分

>ほえ~さん
今回はいろいろと無謀でした。笑
少なくとも明るいうちに行ったほうが良い場所です。
明るいと印象も違うのかも知れませんが、夕暮れ時はとにかく怖いの一言。夜遊びはイケマセン。笑
僕もその内時間を見つけて偵察してきます。
いけそうならまたお声を掛けさせていただきます。

投稿: ドビンゴ | 2007年9月19日 (水) 01時25分

こんにちは。
今度の3連休の内、どれかで有馬湖まで行こうと思ってたのですが、
やはり奥の方は台風の影響がありましたか。
おとなしくダムまで行く事にしておきます。

投稿: Take | 2007年9月19日 (水) 08時20分

これまたチャレンジャーですね(笑
土砂崩れはオフローダーなので見慣れてますがロードで行く気にはなれませんよ。
バイクのときは、土砂の山に乗り上げるとか倒木の下をバイクを倒してひきずるとかして強引に通過することはしてますけどね・・・(汗
それから山深い林道では、やはり熊の恐怖との戦いです。

投稿: あてうさ | 2007年9月19日 (水) 19時45分

>Takeさん
こんばんは。今度の連休だと多分状況はあまり変わっていないと思います。
あの周辺の峠も似たり寄ったりかも知れませんので行くときはお気をつけて下さい。

>あてうささん
チャレンジャーですよね。ロードでいこうなんて・・。笑
オフロードバイクは見掛けました。
確かに熊と鉢合わせは避けたいですね。本州は月の輪熊なのでまだあれですが、それでもヤバイですよね。行った場所はカモシカ保護区域なので野生の動物が棲息してます。

投稿: ドビンゴ | 2007年9月20日 (木) 00時33分

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