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2007年5月26日 (土)

佐渡ロングライド〜当日編〜

5月20日AM3:45起床。いよいよ当日を迎えました。体調も万全です。
すぐに窓の外を見ると・・ドーンヨリ・・残念ながら天気予報通りの天気のようでした。トホホ。しかも前日より海が荒れてる?
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AM5時に旅館のマイクロバスを出していただく事になっており、まだ一時間ちょっと時間もあるのでサクッと朝風呂に入りました。
時間がない当日の朝なので女将さんの取り計らいでおにぎりが用意されています。一人フロントで会計を済ませましたがまだ他の人達が降りてこないので、コーヒーも淹れていただきラウンジで短い時間ながらも朝のくつろぎのひとときを。
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予定より少し遅れてマイクロバスが出発。山の中をくねくねと会場に向かいますがフロントガラスには小粒の雨滴が付着してました。雨の中、自走でスタート会場に向かう人も数名見かけましたが、あれではスタート前に消耗するのでは?と気の毒な感じです。
そして会場に近づくにつれローディ達が段々増えてきて、にわかに活気付いてきました。いいですね~!
しかしそんな参加者達の頭上には無情にもシトシトと冷たい雨が降っては止んだり・・・そしてなにより「寒い」・・。

まずは携行しない荷物をクロネコの荷物預け場所に100円で預けるわけですが、現場はこんな感じに。
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これわかりますでしょうか?向こう側にも長蛇の列ができているんですね〜。
ほとんどの参加者はゴール後にそのまま帰途につくため、ここに荷物を預けるわけで。対して荷物を受け付ける側のスタッフは少人数しかおらず非常に効率が悪く、なかなか先に進みません。スタート前の貴重な時間を無駄に費やされましたね。預けられた荷物はテントの外にはみ出して雨ざらしの状態ですし。。一番改善が望まれるところでしょうか。

6時。Aコースからスタートが切られました。先頭集団のスタートダッシュの速い事速い事。矢のように走って行きます。その段階ではまだBコースはグランド上に待機させられています。僕が預けていた自転車を受け取る頃にいよいよBコースもスタート会場に向かいます。
僕はBコースのかなり最後尾の方に並びました。すぐ後ろにはCコースの立て看板が迫っていましたから。
まあBコースということもありあまり緊張もなかった気がします。
僕のいでたちは上が薄手の長袖、下は膝下までのレーパン姿です。アソスのウインドブレーカーは迷わず初めっから着用しました。何しろ寒いわけで。(結局最初から最後まで着っぱなし。悲しい事に大活躍でした。)
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6:40 スタート。
走り出してすぐのところでいきなりパンクの修理をしている人もいました。自分も気を付けないと。

左手に海を望む形で島の海岸線を時計回りに走るのですが、路面は既に完全に濡れており断続的に海の方から吹き付ける冷たい雨交じりの風が頬を叩きます。雨としてはしとしとという降りでした。
それにしても去年も雨、今年も雨・・佐渡の自然は僕らを歓迎していないのかな?

スタート後しばらく続く直線道路が終わると、それまでに地図から漠然と想像していたより細かいアップダウンが多いことに気付きます。これが佐渡か・・と一人納得しながらマイペースで走ります。

20km地点、最初のAS(エイドステーション)となる相川ASに到着。実はこの直前にコンビニがありトイレ休憩しましたが、そのすぐ目と鼻の先にASがあったのにはびっくり。とりあえずしっかり寄ります。
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ここではわかめ蕎麦にありつけます。他にもバナナ、オレンジ、おにぎりなど食べたい放題でした。
とりあえず一通り食べてしまいました。笑
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相川ASからの海。荒れていますねぇ。。
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右手に少し寂れた漁村が、左手には鉛色の荒れた日本海が、という感じで道は続きます。そして時折の強い風に雨と寒さの三拍子です・・・。これじゃあテンション上がりませんよねぇ。
正直半分ふて腐れてこの頃は走っていました。
(なんで佐渡まで来てこの天気で走っているのかなぁ・・??なんて)

むこうの岩に砕ける波に注目です。荒れ具合が想像できますでしょうか?これ近くに居ると結構な迫力でした。
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ガリレロの純正ホイールはセミエアロのリムなので横風に弱いわけでして、ちょうど真横から吹き付ける風で油断するとバランスを崩しそうになります。

40km地点の入崎AS。ここはイカタコ飯でした。
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そして60kmくらいのところにいきなり現れたものは!?

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じゃ、じゃ〜ん!?これがかの有名な 『Z坂』か??うん、そうに違いないとパシャリ。
ロングライドで最初に立ちふさがる佐渡の壁。高低差130m。
初めて見るとやはりちょっと圧倒されます。威圧感というかなんというか・・。

しかしなんだかちょっと燃えてきましたよ~。ようやく僕の中で何かが吹っ切れる感じが。せっかく来たんだし楽しまなくちゃね!

この坂だったか、或いはもうちょっと手前の坂だったか、前方にうつむき加減で苦しそうに自転車を漕いでいる乙女が二人ほど。(頑張れ~!)

すぐ横を報道車がごっついレンズを向けて撮影しながら併走しています。TEAM エレファントでした。あのコスチュームはちょっと反則です。ついつい目がいってしまいます。笑。まあ申し訳ないですけど横を颯爽と?追い越させていただきましたが。

ここでまだ中腹ですが、なかなかの絶景。
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大野亀。この辺で少し雨が上がったんでした。ここも佐渡の景勝地です。ちょうど佐渡島の最北端がこの辺です。なんでも山ではなく一つの岩石だとか??
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このあたりも高低差100mの坂という事ですが、Z坂よりきつかった感じがしました。思うにZ坂は極力傾斜を一定にしたために「Z」になっているわけで、負荷が比較的均一なので見た目よりはきつくないのかも知れません。でも決して楽ではありませんが。

はじきのAS。スタート地点から72km。この辺でやや疲労感を覚えてきました。しかもここでは補給食が・・・ない。小さい一握りのおにぎりが用意されましたがあっという間になくなりそれっきり。水しか補給できません。
そこでハンガーノック対策に持ってきていたパワーバーの液体タイプを飲んでみました。甘いです。それに強烈にベトつきます。固形タイプも持ってくれば良かったとちょっと思いました。
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はじきのASを過ぎるとBコースは後半を迎える感じになるわけですね。ちょうど下りとなり更に追い風でしばらく、いい感じでスピードに乗って走れました。左手は延々と海です。この辺りはきっと天気が良ければまったく印象が違うのかもしれません。また思い出したように雨が降り始めます。しかも結構本降り。もう開き直ってますので走り続けます。

そして100km地点である平沢ASに到着。ここでAコース、Bコースともそれぞれ脚きりタイムが設けられています。Aはここを12時までに、Bは13時までに通過しないといけないのですね。僕が到着したのはまさに12時くらいでしたので、Aだったら危ないペースという事になります。やはりAコース、凄いんだなとしみじみ実感しました。あ、ここにも補給食はありませんでした。佐渡の海洋深層水という水は飲みたい放題なのですが、どうも先に通過しているAコースの方々が全部平らげてしまった感じです。来年以降対策をお願いしたいですね。

そして前日フェリーで到着した両津港を過ぎると住吉というAコースとBコースの分岐点に差し掛かり、ここでBコースは右に折れ今年から新設された島縦断コースへと向かいます。のどかな田園地帯を過ぎると山道に入ります。

この辺りもずっと雨でした。写真が少ないのは無心に走っていたせいですが、雨で撮る気が失せていたというのもあります。

印象的だった光景は、雨の中お母さんと小さな娘さんが傘をさして小さくしゃがみこみ通りがかる僕たちを手を振って応援してくれたんです。体は冷えていましたが、ジワーっと心が温められる思いでした。他にも商店街など通るたびにご高齢のおじいさんおばあさんが手を叩いて応援してくれていたり。

寒い中、応援ありがとうございました。

そして縦断コースの話に戻りますが、新設コースなので何も前振りがなかったので結構ノーマークでしたがこちらも予想以上にアップダウンの連続。しかもコンビニや自販機はほとんど見かけない道でした。

ゴールまであと残り15kmくらいというところでちょっとしたアクシデントが。CCDのボトルを収納しようとして誤って道に落としてしまい。さらにガリレオの後輪で思いっきり踏んでしまいました。拾い上げると当然、中にCCDはほとんど残っていません。従って最後の10数キロは水が無い状況となりました。幸いハンガーノックは大丈夫でしたが。笑

市街地にでると程なくしてゴール!!(14時30分頃)

男性アナウンサー(DJ?)の「◇☆○△さん、お帰り~!!」という心地よい声が本当に気持ちよくって嬉しくて・・。疲れが一気に癒されてしまう感じでした。

大変でしたが、思っていた以上の達成感はありました。

激走後のガリレオ。細部は結構凄い事に。潮風浴びまくり、至るところ砂だらけ。(帰ってその日に中性洗剤でしっかり洗いました。)

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ゴール後慌しく帰り支度に取り掛かっている人もちらほら。

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僕が完走証など貰って一息ついていると「鶴見晋吾さんゴールです」のアナウンスがありました。Aコースの人もポツリポツリとゴールしてきているんですね。一体どういう体してるんでしょうか?でもAコースのゴールアナウンスを聞いていると何だか羨ましい感じです。

ガリレオを上の状態で更に施錠すると、ガイドブックに紹介されていたビュー佐和田という一番近くの入浴施設に徒歩で向かい、入って汗を流すとようやく落ち着きました。一番近くということで敬遠されたんでしょうか?意外と混んでもなかったです。

18時30分、つわものどもが夢の跡? 佐渡を後にJTBバスが出発。

翌日AM4時過ぎに池袋に戻りました。まさに弾丸ツアーでした。

来年は、都合がつけばまた来たいですね。勿論今度はAコースエントリーで!

Aコース、Bコースの参加者数と完走率(大会公式WEBより引用)

Aコース 出走1142人 完走878人 リタイア264人 完走率76.9%

Bコース 出走564人  完走497人 リタイア67人 完走率88.1%

5月20日佐渡(相川地区)の気象データ(気象庁WEBより引用):天候 曇り一時雨。

平均風速8.1m/s 北西の風。最高気温14.0℃ 最低気温8.8℃。日照時間0.4H

走行データ:走行ルート:佐渡半周(大佐渡)

Distance 132.0km

Avg HR/Max HR 127/170bpm

Avg Cad. 76/min

Avg Speed/Max Speed 23.1/48.3km/h

Ride Time 5H42M, cal 2713kcal

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コメント

こんにちは。当日はかなり大変だったみたいですね。最高気温14度で雨だと、寒いですしね。また、大会運営も改善の余地があるようで。
でも、初めてのイベント参加はどうでしたか?
来年も出場しようと思えるということは、結構楽しめたのでしょうか?それとも、雨に対する悔しさでしょうか?
なにはともあれお疲れさまでした。

投稿: ほえ~ | 2007年5月26日 (土) 08時55分

>ほえ~さん。
こんばんは。ながながとしてまとまりのない佐渡ネタにお付き合いいただいて嬉しいです。
初のイベントという意味で、とても良かったです。やはり日ごろ目標もなく漫然と乗るより断然目標があったほうが楽しいです。まあ今回は直前の怪我で満足な実走練習はほとんどできずぶっつけ本番状態となりましたけど。笑
佐渡は、楽しかったの一言では片付けられない感じですが。笑
でも好きで大会に参加していたので悪天候をつらいとは一度も思いませんでした。佐渡はその時の天気も含めて愉しむ・・そのくらいの気持ちで望んだほうが良いのかも知れません。
来年都合がつけばまた参加すると思います。

投稿: ドビンゴ | 2007年5月26日 (土) 23時31分

雨と風の中での完走お疲れ様です。今年は諸事情で参加できませんでしたが、210km来年は参加したいです(遠い目)。イカタコ飯やわかめ蕎麦のお味のほうはどうだったのでしょうか。臨場感あふれる詳細なレポートがすごく参考になりました。

投稿: ニョホホ | 2007年5月27日 (日) 15時34分

>ニョホホさん。
こんばんは。
味は、そうですね書き忘れていましたけど・・まあこんなもんかな?くらいでしょうか。器が安っぽいものなのでそう感じたのかもしれません。
ただ寒かったので温かい食べ物は嬉しかったです。
来年、是非参加してみて下さい。遠いですけど行く価値はあります。僕もまだ分からないですが都合をなんとか付けてまた行きたいと思っています。

投稿: ドビンゴ | 2007年5月27日 (日) 22時43分

大会、ご苦労様でした~。
佐渡、楽しそうですね。僕も来年考え中なのですが、今年は翌日の
仕事を考えて見送りました。
事情は来年もたぶん同じなので、来年参加するなら、帰宅に当日深夜
までかかろうが、翌日疲れてようが参加するぞ、の気合いを入れて
かかるしかありません。
でも参加してみたいなあ。
 
それとは別に、夏休みとかに大会関係なく一泊旅行くらいでゆっくり
佐渡を一週するのも楽しそうですよね~。

投稿: マント | 2007年5月28日 (月) 01時21分

>マントさん。
そうですね。翌日がネックになります。休めればベストなんですが。
一応僕が今回利用したJTBのツアーは月曜の早朝4時に池袋に戻る弾丸ツアーなのでこれなら何事もなかったかのように月曜から仕事できますよ。休む暇なく疲れると思いますが・・・。
旅行で一周も確かにいいかもです。今回佐渡に行きましたが観光はほとんどできませんでしたから。

投稿: ドビンゴ | 2007年5月28日 (月) 18時57分

お疲れ様でした。 雨に風・・大変そうですね、それにかなり出発からハードスケジュールですね?ビックリです・ゴールした時の達成感まで伝わるような、ご報告ありがとうございます。大変参考になりました。

投稿: TAKA | 2007年5月29日 (火) 08時59分

>TAKAさん。
こんばんは。参考になりましたでしょうか?良かったです。
まあ、全ては好きでやっていることなので多少の無理も本人は全く苦にしていません。
戻った後も変な疲れってあまりなかったというのが実感です。それよりも自分の中での今年のメインイベントの一つが終わったさわやかな疲労感とでも言うのでしょうか。
なかなかイベントというのもいいものでした。

投稿: ドビンゴ | 2007年5月29日 (火) 19時56分

こんにちは 疲れは とれましたでしょうか?
ちょっとお聞きしてよろしいですか?
佐渡は 雨模様だったみたいですが assosの『ClimaJet Breaker』
ってどー でした? 雨具ってなかなか難しいそうなので、感想をお願いします。

投稿: TAKA | 2007年5月30日 (水) 18時14分

>TAKAさん。
僕の使ってみての感想ですが、雨具としても僕が期待する以上に機能してくれましたので僕は満足しています。
ただ基本はレーシング用ウインドブレーカーですので、本来のレインウエアと比較すれば雨具としての機能は完全ではありません。例えば脇の下は内部とのベンチレーションの為に網目のような構造ですし、フードなんかも始めから付いていません。
でも結局8時間以上着ていましたが中が濡れてきたり蒸れる感じはなかったです。着ると結構タイトフィットしますが生地が薄い二重構造なので中のウエアや肌にべたっと張り付く感じにならないのも優れたところでしょうか。
実際軽いのですが凄く軽い着心地と生地の柔らかさが気に入っています。ネックはちょっと他より高いというとこでしょうか。

投稿: ドビンゴ | 2007年5月31日 (木) 00時45分

値段の高いのは ASOS ですしね・・携帯性もよさそうですし、参考になります、ありがとうございました。

投稿: TAKA | 2007年5月31日 (木) 08時32分

私も佐渡130㌔に参加した1人です~。バイク買って2年。走行距離が500㌔に満たないなんちゃってがエントリー。無謀、自殺行為と
ののしられながら。完走ーーー。しかしカメラ持参するも心の余裕無し。ドビンゴさんのプログでああ~~~まさにまさにって!!すべて共感しちゃいました。あまりのうれしさに、思わずかき込みさせて頂きました。
最後のお帰りなさい~~~は 本当にうれしかったものね~~。

投稿: なんちゃてアスリー | 2007年6月 8日 (金) 16時38分

>なんちゃってアスリートさん。
こんばんは、はじめまして。
早いものであれからかれこれもう三週間たとうと言う所ですね。
共感していただきありがとうございます。
来年はAコースでさらなる感動を味わいたくてというのが、これからの自転車ライフにおける僕のモチベーションに少なからずなっていますよ。願わくは来年こそ晴れて欲しい。ですね!

投稿: ドビンゴ | 2007年6月 8日 (金) 23時42分

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佐渡ロングライド210に参加のため佐渡へ逝って来たw 直江津港の駐車場(1時間50円)に車を置きフェリーで小木港まで輪行.袋に入れて持ち込めば安くなるが面倒なので車両扱い(二等2,530円+軽車両1,570円)でそのまま乗船.13時40分出港,16時20分に小木港到着,下船.シューズを履き替えスタート地点へ自走.下船時曇りだった天気は一気に雨へ.途中2回山越えするが下りで暴風雨に.ブレーキは滑り突風が突如襲いかかる状況に命の危険を感じる. ... [続きを読む]

受信: 2007年6月10日 (日) 11時28分

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