Edge705雑感
GARMIN Edge705(日本語版)、購入してから2ヶ月が過ぎました。
初導入でもあったGPSウェポンですが、やっぱり買って良かったというのが結論です。
ただ、未だにGPS機能に関してはあまり使いこなせているわけではなく今回はEdge705のサイクルコンピュータとしての機能、使用感を僕なりに感じたところをレポします。
GPSに関してはまたそのうちに、という事で。笑
このEdge705、コンセプトは『GPS機能付きサイクルコンピュータ』という事です。
自転車で使用するには当然の事ながらサイクルコンピュータとしてどうなのか?ちゃんと使い物になるのか?というのがまずは大前提となります。
くどいようですが、GPS機能があるからと多少でもサイクルコンピュータ(以下、サイコン)の機能や使用感が犠牲になるのではお話になりません。
今までは『POLARのCS200ケイデンス』を使ってきて基本的には大きな不満もなかったわけですが、比較も兼ねながら。
・スピード、ケイデンスセンサー
写真の様にチェーンステー上に取り付けます。POLARはスピード、ケイデンスそれぞれセンサーが独立していましたが、これ一つで速度もケイデンスも拾えてしまうところはシンプルで気に入りました。センサーが若干大きめな感じもありますが充分許容範囲内です。
フロントフォークのセンサーは意外と目に付きますが、この位置ならあまり目立ちませんしね。嬉しいおまけは後輪検出なのでローラー台(固定式)でもちゃんとスピード、仮想走行距離が出るところ。退屈なローラーのモチベーションに少し貢献するかも知れません。笑
・心拍計
付け心地に定評があるPOLARの心拍計しか知りませんでしたので、Edge705の心拍計がどうなのかが一つのネックではありました。多少劣る事も覚悟していたのですが・・。
これも結論から言うと、「全く問題ない」装着感だと思います。むしろ僅かに優れる感もあります。使っていてズレませんし。どこかのブログに「外れやすいか?」というような事を書かれていたのを目にしましたが普通に使っていていきなり外れる事はまずあり得ない構造ですし全くそのような事はないと思います。
写真はありませんが、心拍計に一切の金属を使用していない点はなかなかGARMINも研究しているなと感じられます。POLARの場合、金属製のボタンがあり使い込む内に汗で腐食してきていましたので。(他は知りません、飽くまでCS200の話)
そしてもう一つ利点がありました。メーカー推奨ではPOLAR同様、心拍計のセンサー部を水で湿らせて装着するようにと説明書にあるのですが、どう見てもこれが水を含むような材質ではありません。初めのうちは言われる通りに一応水で濡らして巻いていましたが試しに濡らさずに心拍を拾うかを試したところ、これが全然問題なく心拍を拾っている事が発覚。これは特筆すべきです。汗をかかない状態で長く装着したままでいてセンサーが乾いてしまう事も、レースやイベントスタート時直前に濡らし直す必要もないというのはやっぱり便利です。
・本体重量
実際計って109gだったと思いますが、まあ約110gです。サイコンとして考えれば他機種に較べて2~3倍というところでしょうか。ヒルクラレース命!という方には気になる点かも知れません。GPS内蔵であの多機能ぶりなので、まあそんなものかなと考えていますが。
ただこの重量のせいで、ステムに固定するタイラップはかなりの力で締め付ける必要があります。当初若干緩めに付けたせいで峠の下りの荒れた路面などで本体がズレてしまいいちいち直していました。一度ぎゅーっとタイラップを締め直してからはそんな事は無くなりました。(実は滑り止めも仕込みました。路面からの衝撃緩和も狙って…。)
・バッテリー
メーカー公表値では15時間持つようですが、まだ限界まで試した事はありません。ただサイコンとして考えればこれは短いと思いました。
そもそも僕のように普段同じコースを走る事が多い場合(例えば夜練とか)、いちいちGPSを作動させてログを取る必要は全くないわけでオーバースペックというか、単なる無駄と言っても過言じゃないわけです。実はこの点が最大のネックに感じていました。
何というか・・わかりますでしょうか?この多機能すぎるが故のストレス感みたいなところ。笑
でも、それは杞憂でした。単純に「GPSオフ」設定として走りだせばGPS関連以外の情報はモニターされ、記録されますので全くもって問題なし!でした。
で、その使い方ならGPSが電力を喰わない分バッテリーももっと持つわけですね。
これならママもOKさ!! ヽ(´▽`)/
以上がまあ、ハードウエア的な話でした。
・通信速度
上に述べたセンサー類は当然ワイヤレスで本体に電波を飛ばしていますが、ワイヤレスだと多かれ少なかれ若干の反応速度の遅れ(タイムラグ)があるようです。CS200の場合、お世辞にもレスポンスが速いとは言い難い印象がありました。(まあ、慣れてしまえば気にしていませんでしたが。笑)
で、Edge705ですがCS200に較べれば明らかにレスポンスが速いです。例えば完全に停車した状態から走り出したシーンなどでは多分3秒くらいで速度を検出します。これがCS200の場合5秒くらいだったと思います。その位の違いは感じます。曖昧な書き方をしているのは実際に腕時計と見比べて計ったわけではないためですが。反応速度が速いというのは気持ちのいいものですね。
・速度、ケイデンス、心拍その他の表示。
最近の他機種と比較して特に優れているとも劣っているとも感じません。ただ一般的なサイコンよりは画面がでかいという利点がありますので、当然ながら一度に表示できる項目数が多いのはまあ良い事かもしれません。その気になれば最大8項目の分割表示が可能ですがさすがに8つもの情報を表示させるとゴチャゴチャと見にくくなります。僕は普段7項目で一番上にスピードを大きく表示させています。
面白いのはこれらの表示項目を自由自在にカスタマイズさせる事ができる点。表示項目の種類もまあいろいろあること・・・。その気になれば日の出、日の入り時刻を表示させる事もできます(まずやりませんが…)。どの位置に何を表示させるかをそれこそいろんなパターンで工夫できます。(ちなみにGPS地図とこれらのデータ類の同時表示もできますが、どちらも中途半端なので僕はあまりやりません。)
その項目の中で、山を走る事が多い僕に嬉しい限りなのが何と言っても『勾配』や『高度』、『総上昇量』です。
これらはCS200にはありませんでしたので、楽しい限りです。
『勾配』が表示されるのは本当に望んでいましたし、結構役に立ちます。なんかきつく感じるけど6%かぁ~もう少しシッティングで凌ごう・・とか、進まないと思ったら12%かぁ、どれダンシングでもしてみるか?なんて具合に。笑
ただEdge705の場合はその場の勾配をリアルタイムに表示するのではなく直前まで走ってきた数メートルの移動区間の勾配を表示します。ですから例えば自転車を単純に傾けて勾配が表示される事はありません。これにはどうもGPSを使って勾配を弾き出しているようですね。その証拠にGPSオフモードでは勾配は表示されません。
当初本体に勾配計の機能があるのかと思っていたのでリアルタイムの勾配じゃないのはどうなのか、と少し思いもしましたが、今はこちらの方が良いのかとも考えています。ギアの選択などや上に書いたような走りの参考にするなら一瞬の路面の凹凸に影響されないのはむしろメリットではないかと。但し、GPS的な勾配なので実際乗っているとタイムラグのように感じられる事もしばしばですが。
『高度』は本体の気圧高度計が割り出しているようですが、意外にも驚くほど正確な事が多い印象です。
GPS的にも補正されているのでしょうか?結構な精度でこれも嬉しいです。
『総上昇量』
今までも、山を走ったあとにふと気になっていたのがこれ。
どこかの峠を越えても単純にその峠の標高だけではなく下りの途中の登り返しだとかがあるわけで、これが分かるとやはり面白いわけですね。
僕の場合画面には表示させていませんが、走り終わった後に確認するようにしています。最後にこれを確認する瞬間が至福のひとときであったりします。 (・∀・)ニヤニヤ
ちなみにブログ記事最後の走行データの「total ascent」がこれです。
『消費カロリー』
走り終わって、何となく見てしまうのがこれですがEdge705の一番の不満点を強いて挙げればこれかもしれません。
はっきり言って実際より大幅に多く表示されている気がします。
まあ、実際の消費カロリーなんてその人間の体重やら心肺機能やらの運動生理学的な観点とその日の気温や湿度やらの環境要因などが複雑に絡みあっての結果だと思いますのでサイコンに求めるのは酷というものですが、それでも参考値としてPOLAR CS200のデータはまあそんなものか、という感じの値がでていましたが、Edge705は参考にするにしても多すぎるカロリーです。飽くまで僕の経験と感覚では実際の消費カロリーはEdge705の出す数字の3分の2もないくらいではないでしょうか??
Edge705の消費カロリー数を参考にその晩の食事メニューなどを決めてしまうとメタボ街道まっしぐらかも知れません。危険です。笑
と、言っていながら単純に僕のEdge705の初期設定ミスだったりする可能もあるかも知れません。その場合は申し訳ありませんが。他のユーザーの方にも聞いてみたい点ですね。
・トレーニング機能
シンプルトレーニング、インターバルトレーニング、上級トレーニングなどなど実にいろいろと設定できるようです。僕には到底使いこなせませんが、きっとトレーニングマニア?も納得の内容ではないかと思います。パワータップなどとの連携もできるようですからパワートレーニングもその気になればって事なのでしょう。
で、この豊富なトレーニング機能ですが、さっそく持て余しまくっています。というか一度もトレーニング機能を試してないや…Σ(;・∀・)
以上、いろいろ書きましたがまとめるとサイコンとしても、充分すぎる性能に満足していますし、使い勝手も合格、というのが僕の感想でしょうか。
サイコンとしてどうなのかが分からなかった購入当初はPOLAR CS200も残して場合によっては併用などもあり得るかと少し考えていましたが、今ではPOLARは綺麗さっぱり取り外してしまいました。繰り返しますが、POLARもサイコンとして不満があるわけではなかったので次期フレームなどで復活させるかもしれませんしちゃんと保管していますよ。
※記事中、POLAR CS200cadとの比較がありますが、使用経験があるのがPOLAR CS200cadだけなので比較対象にしただけであり、決してPOLAR CS200が劣っているという趣旨の記事ではないつもりです。ご了承下さい。
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